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・・・しかし、まだやらなくてはならないことが山積みです。 |
まず、ローンを申込む場合は必要書類を用意し、
契約で取り決めた期日までに金融機関に提出します。
そして、引渡し・決済までに準備しなくてはいけない事は
1. 所有権移転登記の準備(必要書類、移転登記費用の確認)
2. 売買金額残金の準備、支払い方法の確認
3. マンション管理組合などへの所有者変更等の届出書類の確認
4. リフォームが必要の場合はその準備
(リフォーム箇所、管理組合への届出、費用の確認)
5. 入居者(賃借人)がいる場合、所有者変更の通知と
賃貸借契約継続等の確認
などがあります。
1〜3 までは仲介業者が準備してくれると思いますが、
4 は自分でリフォーム業者を探すか、
仲介業者に紹介して
もらうことになります。
5 については次回の管理編でくわしく書くことにします。
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【引渡し・決済の当日です】
ここでは、
1. 所有権移転登記に必要な書類の確認
2. 売買金額残金の支払い、登記費用等の支払いの確認
この2点に注意します。
決済の場では、売主、買主の登記に必要な書類を
司法書士が確認します。
↓
書類の確認ができれば、買主から売主に
売買金額の残金を支払います。
↓
そして、鍵や書類などの受渡しを行い引渡しが完了します。
また、残金を支払った後、売買物件に移動し、
物件で引渡しの確認作業を行う場合もあります。
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これで、終了です。
決済の場では、とにかく数多く署名や捺印をします。
次から次へ書類がでてきて署名、捺印をするのです。
署名、捺印の前に何の書類か確認することが必要です。
関係ない書類に署名、捺印することはないと思いますが、
自分で納得して署名、捺印したいものです。
引渡し・決済から2週間前後で依頼した司法書士から
登記が完了した旨の連絡があり、
登記済証(権利書)や登記識別情報が手元に届きます。
決済の場では署名・捺印が主な仕事です。
それまでの段取りの良し悪しで決済がスムーズにできるか決まってしまいます。実際にはとても大切な作業(残金の支払いや所有権登記等の手続き)を行うのです。必要書類の確認など念には念を入れるくらいの気持ちで決済には臨みたいです。
次回は遂に最終回。(予定より長い連載になってしまいました)
管理編です。
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