【物件探し その3】
前回「投資物件は自分で探す」ことが大切だとお話しました。
引続き物件の探し方と不動産業者との付き合い方のお話になります。
◆ インターネットで探す ◆
インターネット上には不動産の情報提供を専門としている
サイトが数多くあります。ヤフー系やリクルート系などさま
ざまな会社が運営しています。
これらのサイトに 不動産業者が“売りたいお客様から
預かった物件や自社物件”を掲載し、それを見た
“買いたいお客様”から不動産業者にメールや電話で
問合せをする。
これが、まず1つ目の物件探しのパターンです。
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2つ目のパターンとしては、不動産業者が自ら運営する自社のサイト
から探す方法がありますが、この方法で探すのはめずらしいと言うか、
難しいのです。
さまざまな不動産業者のサイトにある「物件情報」は実は1つ目の
パターンで紹介した情報提供を生業としているサイトと提携している場合が多く、本当の意味で自社だけで物件情報を提供している不動産業者は少ないのです。
物件情報を日々更新する手間。
日々更新することができる豊富な物件情報(売却依頼や自社物件)を
所有する。この2条件が揃わないと難しいからです。
しかし、逆に考えると、情報提供専門のサイトに物件を登録せず、
自社運営のみで情報提供している不動産業者は相当に情報量や
販売力があると言えます。
◆ どんなサイトから見つければいいの? ◆
不動産業者から見たネット上の不動産サイトを2つに分けましたが、
正直に言えば、どのサイトから探そうと問題はありません。
どこのサイトだろうが、自分の基準にあたる物件を見つけて、
その物件情報がわかればいいと思います。
それに、日々いろいろなサイトを見ていれば、それぞれの
ウェブの特性がわかりますよね。
最後にインターネット上にない物件。
いや、インターネットを使っていない不動産業者が持っている物件の
中に優良物件があるかもしれない・・・・・・?
あるとしたら、不安になりますが、心配ありません。
ありませんから!
私の回りの不動産業者でインターネットを活用していない業者は
高齢なご夫婦で経営されているようなところがほとんどです。
インターネットを重視していない業者はたくさんありますが、
多かれ少なかれ、インターネットの環境は整備しています。
まったく利用していない業者には情報は集まりません。
「情報を発信しない者には情報が集まらない」 って思います。
◆ どこの不動産業者に媒介を依頼しようか? ◆
「気になる物件を見つけました」
もちろんその物件情報には不動産業者(情報管理者)の社名や
連絡先が載っています。まずは、この掲載先の業者に連絡し、
「興味があることを伝え、内見の意向を伝える」ことになります。